タイトル | GISによる圃場形状を反映したUSLE地形係数の算定法 |
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担当機関 | 農業工学研究所 |
研究期間 | 1996~2000 |
研究担当者 |
塩野隆弘 奥島修二 古谷 保 高木 東 小倉 力 上村健一郎 福本昌人 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 土壌流亡量の広域的な評価を行うために、地理情報システム(GIS)を用いて圃場の土壌流亡予測式(USLE)の地形係数を圃場形状の実態に合わせて算定する手法 を開発した。これを用いて、各圃場の地形形状や栽培管理実態を反映した土壌流亡量を流域レベルで算出できる。 |
背景・ねらい | 農村地域における土地資源評価の主要な要素に土壌侵食量がある。これまでの土壌流亡予測式(USLE)を用いた流域レベルの土壌流亡量の計算は、計算メッシュと畑圃場形状が一致しないため、地形係数の評価が不十分で、畑圃場ごとの栽培管理の実態を組み込むことが困難であった(図1)。このため、地理情報システム(GIS)を用いて畑地の耕区ごとのUSLEの地形係数を圃場形状の実態に合わせて算定する手法の開発を行った。さらに、これを用いて、畑地帯流域を対象に畑地の土壌流亡量の算定事例を示した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 土壌流亡量の計算式にUSLEを用いているため、各耕区で算出される値は年平均土壌流亡量である。豪雨などにより短期間に発生する土壌流亡量の計算には適用できない。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 栽培技術 |