タイトル | 25.LEDの局部補光による園芸作物の形態制御 |
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研究期間 | 2000~2002 |
研究担当者 |
佐瀬勘紀 小綿寿志 森山英樹 石井雅久 福田直也 |
発行年度 | 2002 |
要約 | ゼラニウムの花柄上部に、赤色または青色のLED(発光ダイオード)を用いて補光すると、花柄長の伸長を抑制することができる。また、赤色LED下で発生する園芸作物の葉の巻き込み現象は、青色LEDによる補光で抑制できる。農業工学研究所・農地整備部・農業施設研究室 |
背景・ねらい | 小型の光源であるLED(発光ダイオード)は、価格的にも植物栽培に利用できる段階に達しつつある。超高輝度のものも開発され、従来は照射できる光質が赤色などに限られていたが、現在はほとんどの単色光がそろっている。このようなLEDを用いて特定の光質の光を特定部位に補光することにより、作物の形態制御や品質向上に活用できる可能性が高い。そこで、このようなLEDを利用して野菜や花きの形態制御のための補光方法を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 冬季に日射が不足する地域において、徒長などの形態的改善や苗の健苗化に応用が可能である。実用的装置の開発が必要である。 |
カテゴリ | ゼラニウム チンゲンサイ ほうれんそう |