タイトル | 水田灌漑ブロックにおける農業排水路中の亜鉛濃度の変化特性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
髙木強治 吉永育生 久保田富次郎 三浦 麻 人見忠良 白谷栄作 濵田康治 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 水田灌漑ブロックにおける農業排水路中の亜鉛(Zn)濃度の変化は、水利用や降雨によって影響を受ける。農業排水路中のZn濃度は濁度と正の相関を有し、土粒子等の懸濁物の供給によって排水路中のZn濃度は上昇する。 |
キーワード | 重金属、水田、水利用、水生生物 |
背景・ねらい | 農業排水路中の重金属は水生生物の生息環境の保全や安全な食料生産基盤を確保する上で重要な水質項目である。その中で亜鉛(Zn)は、低濃度で水生生物に慢性毒性を示すことが知られており、2003年に環境基準(河川および湖沼では0.03 mg/L以下)が定められている。しかし、農業地域のZnの動態は営農と水利用の影響を受けると考えられるが、農業用用排水路の水生生物保全の観点からのZnに関する情報はほとんどない。このため、水利用の期別変化が大きい水田灌漑ブロックを対象に、現地調査によって農業排水路中のZn濃度の変化を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 水田 |