| タイトル |
ベルトラン型推測変分モデルを用いた牛乳及び乳飲料に関するブランド別需要の分析 |
| 担当機関 |
農業総合研究所 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
乳業メーカーの寡占的価格設定行動と製品差別化を考慮した不完全競争モデル,及びブランド別POSデータを用いて,従来の集計データでは充分に分析できなかった牛乳及び乳飲料の価格弾力性を計測した。
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| 背景・ねらい |
- 乳業メーカーの寡占的競争構造と製品差別化を考慮したベルトラン型推測変分モデルを用いて,より現実説明力の高い実証結果を得るとともに,同モデルの有効性を示す。
- 従来の集計データでは充分に分析できなかった牛乳関連商品の需要分析を行う。
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| 成果の内容・特徴 |
- 企業がライバル価格の反応を予断せずに自己価格を決定することを暗に仮定した従来の寡占モデル(通常のクールノー・モデルまたはベルトラン・モデル)は,本研究のケースには妥当しないことを検証し,ベルトラン型推測変分モデルによる需要分析の有効性を示した。
- 従来は充分な需要分析が行われてこなかった牛乳と乳飲料を対象に,ブランドレベルでの自己価格弾力性及び交差価格弾力性等を有意に計測することができた。それらの数値から,牛乳及び乳飲料の需要は価格に対して極めて弾力的であり,互いに密接な代替関係にあることが明らかとなった。この結果は,両商品が小売り段階で特売の対象になりやすい事実や,乳飲料の需要の伸張とともに牛乳の需要が停滞しているという小売業者一般の認識に対して理論的な説明を与えた。
- 寡占的企業はライバル価格の報復的反応や追随的反応を予断した上で自己の商品価格に関する意思決定を行っている,という前提に立てば,従来の需要分析のように自己価格弾力性と交差価格弾力性を別個に検討するのではなく,両弾力性に推測変分弾力性を考慮した「主観的自己価格弾力性」を検討することによって,より現実説明力の高い分析が可能となる。
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| 成果の活用面・留意点 |
新たな生乳取引手法の導入をめぐる具体的検討のための基礎情報として活用される。
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| 図表1 |
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| カテゴリ |
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