| タイトル |
北海道産ヤマトシジミの人工種苗生産技術開発試験 |
| 担当機関 |
北海道立水産孵化場 |
| 研究期間 |
2003~2003 |
| 研究担当者 |
今田和史(内水面資源部長)
佐々木義隆(資源管理科長)
水野伸也(養殖技術科研究職員)
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| 発行年度 |
2004 |
| 背景・ねらい |
ヤマトシジミ産地である北海道天塩および石狩地方では、近年漁獲量が急激に減少している。資源量調査によると稚貝の発生が少なく、新規参入が望めない状況にあることから、今後資源を維持し増大させるためには人工種苗生産技術を開発し、種苗添加を図る必要がある。
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| 成果の内容・特徴 |
- 天塩産ヤマトシジミの成熟時期:
7月上旬から9月中旬にかけて天塩川および天塩川パンケ沼の各漁場から成貝を採集し、軟体部重量比および卵巣像(生の標本)から成熟時期を推定したところ、雌雄とも6月下旬頃から7月中旬頃が成熟時期であった。 - 天塩産ヤマトシジミの人工産卵最適条件:
7月上旬に天塩川で採集した成貝を一晩氷蔵し、翌日異なる水温と塩分濃度条件下に成貝を移行し、産卵数から最適条件の検討を行ったところ、水温25℃塩分2および5psuで多くの産卵がみられた。 - 人工種苗の淡水耐性獲得時期:
人工産卵から得た浮遊幼生および初期稚貝を塩分5psuから淡水に置換し翌日の生残率を調査したところ、産卵から2週間後に対照区(5psu)と同程度の生残率を示した。 - 人工種苗の止水環境下での飼育と漁場での育成試験:
7月上旬に採集した成貝から人工産卵により得られた浮遊幼生を500lのパンライト水槽を用い止水環境下で約2ヶ月間飼育を行った。飼育期間中は週に2回約1/2程度飼育水の交換を行い、餌としてキートセラス・カリストランス、粉末珪藻、腐植土等を与えた。飼育した稚貝を9月上旬にプランクトンネット入れて天塩川パンケ沼に垂下させて20日間育成したところ、生残と成長が確認された。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 天然ヤマトシジミの成熟時期を把握し、人工種苗生産時期に活用する。
- 人工産卵最適条件、淡水耐性獲得時期、止水環境下での餌および漁場での成育結果などの情報から、今後は人工種苗の大量生産化が可能となる。
- 人工種苗放流による資源造成方法について検討が可能になる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
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