| タイトル |
通ったイルカは逃さない。声でみつける音響観測門 |
| 担当機関 |
独立行政法人水産総合研究センター水産工学研究所 |
| 研究期間 |
2002~2006 |
| 研究担当者 |
赤松友成
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| 発行年度 |
2005 |
| 背景・ねらい |
海中に生息する水産生物は、本来人間の目に触れにくい対象である。なかでも高速で広範囲を遊泳するイルカ類は、定量的な目視調査も困難を極める。一方、海洋の最高次捕食者としてのイルカ類の管理と動態把握はますます重要になっている。本研究では、イルカの声を用いて、その存在確認のみならず、大まかな個体数推定までを、無人連続長時間で自動観測できる手法を開発した。
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| 成果の内容・特徴 |
イルカは海中で餌生物を見つけるためのソナー能力を備えている。その仕組みは、水産資源管理に用いられている魚群探知機に極めて類似している。イルカのソナーに用いられる超音波パルス音は、自然界には存在せず、自動識別が容易であり、スナメリやネズミイルカなどの小型のイルカ類では数秒に1回とソナーを頻繁に用いていることがすでに確認されている。そこで、イルカの超音波を受信する装置を、イルカの通り道を横切るように直線上に設け、一種の音響観測門を構成した。その結果、イルカの通過を音響的にほぼ確実に捉えることができるた。また、同時に目視で観測した個体数と、音響的に観測された超音波パルス数には、正の相関関係があり、音響観測によって通過個体の概数も計測可能であることが示唆された。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 従来の目視調査の補完。とくに調査線上における潜水中個体の発見確率の向上
- 設置型自動観測器を用いた長期定点観測。現時点で、約1ヶ月連続運転可能な装置を製作済み
- 航行船舶によるライントランセクト、定点設置型のポイントトランセクト、あるいは複数の水中マイクロホンを組み合わせたアレイによるより精密な対象動物の運動軌跡観測など、様々なプラットフォーム上で、観測目的に合わせた調査が可能
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
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