大型クラゲの粉末化

タイトル 大型クラゲの粉末化
担当機関 青森県ふるさと食品研究センター
研究期間 2004~2006
研究担当者 富田秀弘
油野晃
発行年度 2005
背景・ねらい 近年、日本の沿岸に多量の大型クラゲが多数来遊し、入網して漁網を破損し、魚を害して品質を低下させる等、漁業への被害が問題となっています。しかし、大型クラゲは塩クラゲに加工される以外利用は少ないのが現状です。そこで、大型クラゲの利用拡大のため、脱塩し、粉末化する技術を開発しました。
成果の内容・特徴
  1. 大型クラゲの脱塩法
    冷凍保存した大型クラゲを解凍、5mm程度の厚さにスライスし、水に晒して脱塩します。水晒しは、止め水の場合、クラゲ重量の10倍の水に晒し、2時間おきに水替えを行うと、約6時間で脱塩可能です。解凍に伴うドリップや脱塩により、水晒し後のクラゲ重量は、冷凍時重量の約12%程度に減少します。
  2. 乾燥助剤と乾燥
    脱塩後、ミキサーで破砕して、2%のデンプンを乾燥助剤として加え、加熱して粘りをつけ、ドラム乾燥します。
  3. 乾燥物の栄養成分
    クラゲ粉末の栄養成分は、粗タンパク質21.2%、灰分3.1%、炭水化物は67.1%、水分8.6%です。
成果の活用面・留意点 大型クラゲを粉末化したため、保存性が高く、保存場所も取らず、各種の加工品に利用可能です。しかし、クラゲ特有の臭いを有し、デンプンを多く含むため、混合割合には注意が必要です。
図表1 229768-1.gif
図表2 229768-2.gif
図表3 229768-3.gif
図表4 229768-4.jpg
カテゴリ 加工 乾燥

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