| タイトル | エゾバフンウニの人工種苗の効率的な育て方 |
|---|---|
| 担当機関 | 北海道立栽培水産試験場貝類部貝類第二科 |
| 研究期間 | 2003~2004 |
| 研究担当者 |
栽培漁業総合センター 貝類部酒井勇一(共同研究機関 |
| 発行年度 | 2006 |
| 背景・ねらい | エゾバフンウニの人工種苗生産技術は既に確立しているが、浮遊幼生の飼育技術及び5mmサイズの稚ウニの成長を促進する技術改良を行い、種苗生産の更なる効率化とコスト削減を目指す。 |
| 成果の内容・特徴 | 1) 無換水・非掃除でも、幼生飼育ができるようになり、作業量と餌料量の低減を実現した(写真1)。 2) 幼生の餌料要求量が発育段階で異なり、給餌密度が摂餌量に影響し、給餌後8時間程度で、その日に必要な餌料の8割以上を摂餌することを明らかにしたことで、従来方法よりも幼生の生残率等が高まった。 3) 幼生の飼育密度が従来の3倍(3個体/ml)まで高まり、必要な水槽数を1/5.6まで減らせた。 4)熟した幼生を採苗基質の面積当たり5.8個体/cm2以下の密度で収容すれば、効率的に採苗できることを明らかにした。 5) 殻径5mmの種苗を従来の篭飼育時の1/10の密度で飼育すれば、1.6倍程度早く成長させられることを明らかにした。 |
| 成果の活用面・留意点 | 本研究の成果は既に北海道内の栽培公社など民間の機関で採用されており、幼生の生残率と採苗率の向上及び必要水槽の低減が図られ、餌料の培養コスト、飼育水の加温コスト、作業量が軽減化され、種苗単価を1個当たり1円引き下げることができた。また、採苗技術の効率化と5mmサイズの稚ウニの成長促進方法が明らかになったことで、今後このステージでもさらなる効率化が可能となる。 |
| カテゴリ | コスト 飼育技術 |
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