天蚕卵孵化の斉一化技術

タイトル 天蚕卵孵化の斉一化技術
担当機関 山形県蚕糸総合研究センター
研究期間 1992~1994
研究担当者 伊藤聡子
笹原貴宏
東海林衡
発行年度 1992
要約 天蚕の大量飼育、多回育にむけて、天蚕卵を催青前に加温処理を行うことで、孵化期間の短縮と孵化の斉一化及び計画的な掃立日の設定と掃立作業の効率化が図られる。
背景・ねらい 天蚕は個体差が大きく、屋外自然では単独で棲息し、一化性であるため発育経過や
営繭時期、孵化や羽化時期が不斉である。そこで、掃立の計画化と作業効率を図るため、
天蚕卵孵化を揃える手法を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 天蚕卵を催青前に10度Cで加温処理することにより孵化が早まり、孵化期間が3日間短縮
    される。(表1)
  2. 催青予定日前15日間、10度Cで加温処理することで、2日間に90%以上の孵化が得られる。
    (表1)
  3. 天蚕卵の孵化、蚕児の成長への加温による影響は認められない。
    (表1)
成果の活用面・留意点 天蚕の計画的掃立と効率化が図られ、大量・多回育を容易にする。
天蚕卵は3月中旬より0度Cで保護したものを用いる。また、加温保護条件下では
湿度80%を保持する。
催青は温度25度C、湿度80%、全暗条件で行う。
図表1 230357-1.gif
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