| タイトル | 水田土壌中に蓄積する酢酸の微生物による分解機構 |
|---|---|
| 担当機関 | 東北農業試験場 |
| 研究期間 | 1993~1993 |
| 研究担当者 | |
| 発行年度 | 1993 |
| 要約 | 水田土壌中に蓄積する酢酸は還元過程の初期にはメタン生成菌Methanosarcinaにより分解され、還元が進むに伴い、酢酸酸化菌とメタン生成菌Methanosarcinaとにより分解されると推察された。 |
| 背景・ねらい | 水田士壌中で稲わらなどの分解により生成する酢酸は特に寒冷地において 水稲の根の生有を抑制する。 酢酸の分解にはメタン生成菌が重要な役割をはたしているといわれているが、 酢酸と同様メタン生成の基質となる水素+二酸化炭素や、 酢酸を分解する他の微生物がメタン生成菌の酢酸分解に及ぼす影響については ほとんど明らかにされていない。そこで水田土壌から採取した土壌を嫌気的に 培養することにより水田土壌中の酢酸の分解機構を明らかにし、 酢酸の抑制技術の開発に資する。 |
| 成果の内容・特徴 |
(図1)、 対照区で酢酸分解が終了した時点(12日日)におけるメタン生成濃度は添加した 酢酸濃度とほぼ等しかった。酢酸1モルが分解するとにより、 メタン1モルが生成することが知られている。このことから、 添加した酢酸はおもにメタンに分解されたと推察される。 |
| 成果の活用面・留意点 | 本試験の結果から水田土壌中では水素の蓄積が酢酸の分解を抑制することが 明らかになった。水田土壊中では鉄還元菌や硫酸還元菌か水素を利用することが 知られている。本成果は、これらの水素を利用する微生物による水田土壌中に おける酢酸の蓄積抑制技術に活用することができる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| カテゴリ | 水田 水稲 |
| イネ系統「中部32号」の葉いもち圃場抵抗性の遺伝解析 |
| 稲いもち病の発生の推移の品種間差異 |
| 就農パターンに対応した就農条件整備の重点化 |