コンバイン収穫のための「スズユタカ」の無培土栽培

タイトル コンバイン収穫のための「スズユタカ」の無培土栽培
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1991~1993
研究担当者
発行年度 1993
要約 「スズユタカ」の無培土栽培は、培土栽培に比べ汚損粒が発生しない着莢高となり、同収量が得られる。無培土栽培の好適播種期は、倒伏が少なくなる6月下旬以降である。
背景・ねらい 大豆の培土栽培では、コンバイン収穫をすると土砂による汚損粒が発生する。
このため、汚損粒発生を防止する一手段として、
無培土栽培法の適応性の検討が必要である。本情報は、
無培土栽培における播種期別倒伏程度および最下着莢高を明らかにし、
無培土栽培の適用性を検討したものである。
成果の内容・特徴
  1. 無培土栽培の最下着莢高は培土栽培より高まり、
    汚損粒防止上必要な15cm程度以上となる。
    (表1)
  2. 無培土栽培の倒伏は培土栽培より多い。播種期別の倒伏は、
    6月下旬および7月上旬播きでは少ない。
    (図1)
  3. 無培土栽培の収量は、各播種期とも慣行培土栽培と同程度である。
    (図2)
  4. 無培土栽培の収量は、条間・株間距離によらず安定である。
    (図3)
  5. 大豆の無培土栽培は、倒伏程度からみて6月下旬~7月上旬播きが適する。
成果の活用面・留意点
  1. 無培土栽培の播種は、6月下旬以降とする。したがって、
    無培土栽培法は麦-大豆体系などの晩播大豆に適用できる。また、条間は、
    機械の仕様等に合わせ、任意に設定できる。
  2. 中耕培土による除草効果が期待できないため、初期除草に十分留意する。
    また、広葉雑草優占圃場には適さない。
  3. 排水溝を2~4m間隔に設置し、排水に努める。
  4. 対象品種はスズユタカまたはスズユタカ以上の耐倒伏性品種とする。
図表1 230566-1.gif
図表2 230566-2.gif
図表3 230566-3.gif
図表4 230566-4.gif
カテゴリ 病害虫 雑草 除草 大豆 播種 品種

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