10月出しトルコギキョウの短日処理による品質向上技術

タイトル 10月出しトルコギキョウの短日処理による品質向上技術
担当機関 岩手県農業研究センター
研究期間 1997~1998
研究担当者
発行年度 1997
要約 10月出しトルコギキョウの品質向上を図るためには、育苗期に引き続き定植後30日間の短日処理が有効である。短日処理における播種適期は、早生品種で4月中旬、中生品種で4月上~中旬である。
背景・ねらい 岩手県におけるトルコギキョウの生産は、
無加温による8月~10月出荷の作型が主体であるが、
9月、10月出荷は定植後の生育期が高温時期にあたるため、
短茎開花によるボリューム不足が問題となっており、
特に、10月出荷における良品生産が課題となっている。
そこで、10月出荷における育苗期及び定植後の短日処理が、
品質向上に及ぼす影響について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 播種時期はF1 早生品種で4月中旬、
    F1中生品種で4月上旬~中旬とし、育苗期及び定植後30日間、
    日長を午前8時30分から午後5時までの短日条件とすることにより、
    10月出しが可能である。
    この場合、短日処理の被覆資材は高遮熱・遮光フィルムを用いる。
    (表1、表2)。
  2. 短日処理による開花遅延は、F1早生品種で2~3週間、
    F1中生品種で2~4週間程度である
    (表1、表2)。
  3. 定植後の短日処理を実施した株の採花期は、
    約2週間後に播種して定植後を自然日長とした株と、ほぼ同時期となる。
    この場合、定植後の短日処理を実施した株の切り花品質は、
    切花長、茎径、有効花蕾数等で、自然日長の株より優る。
    (表1、表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 短日処理用の被覆資材は、ハワイトシルバー100を用いる。
  2. 葉先枯れ症の発生が懸念される場合があるので、定植後の適度な遮光、
    カルシウム剤の葉面散布、換気、減肥などの実施により発生を軽減する。
    また、葉先枯れ症の発生しやすい品種の利用を避ける。
  3. 固定種及びF1晩生品種等については未検討である。
図表1 231170-1.gif
カテゴリ 育苗 栽培技術 出荷調整 トルコギキョウ 播種 品種

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