露地夏秋キュウリの防虫ネット栽培

タイトル 露地夏秋キュウリの防虫ネット栽培
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者 藤田祐子
発行年度 2000
要約 露地夏秋きゅうりのほ場を、本葉30葉期(主枝摘芯時)まで防虫ネットで被覆することによって、アブラムシが伝播するウイルスの感染を防ぐことができ、生産力が高まる。
背景・ねらい 夏秋キュウリのモザイク病および急性萎ちょう症は、アブラムシが伝播するウイルスの感染によって発生し、生産力の低下をまねく。このため、アブラムシを防除することがモザイク病、急性萎ちょう症の防止対策となっている。アブラムシの防除は殺虫剤に頼っているが、完全な防除は困難であり、環境負荷や安全性の面からも、殺虫剤だけに頼らない新たな防除法の開発が望まれている。
成果の内容・特徴
  1. 露地夏秋キュウリ栽培のアーチを二重にし、外側をネットで被覆することによって(図1)ウイルスの感染を防ぐことができる(表1)。
     
  2. 被覆によって茎葉は徒長・過繁茂傾向となり、収量は低下するが、主枝摘心時(本葉30葉期)までに被覆を除去することで、生育が回復するとともに初期のウイルス感染が回避されるため、生産力は向上し、総収量は無被覆栽培を上回る(表2、表3,図2)。
成果の活用面・留意点
     
  1. 被覆に使用するネットは、1㎜目合・透明の防虫用ネットとする。
  2. 被覆によって内部の照度が低下するので、必要以上に被覆を継続しない。
  3. 強風で被覆がはがされないよう留意する。
  4. ネット、支柱等被覆にかかる資材費は、3年間使用して約8万円/10a/年である。
図表1 231673-1.jpg
図表2 231673-2.jpg
図表3 231673-3.jpg
図表4 231673-4.jpg
図表5 231673-5.jpg
カテゴリ 病害虫 きゅうり 防除

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