| タイトル |
10月出し秋ギクの品種特性 |
| 担当機関 |
フラワーセンター21あおもり |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
加藤松三
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
秋ギクの10月出し季咲き栽培に適応する品種「精山の鶴」、「精興の望」、「精興天使」、「精興の誠」、「精興の港」、「精興の城」、「神馬」の特性が明らかとなった。
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| 背景・ねらい |
秋ギク(輪ギク)では長年にわたって、「秀芳の力」が主要な品種であったが、良品率が低いことや市場動向の変化により、急激な品種の転換が進んでいる。そこで、10月出し季咲き栽培に適応する秋ギクの品種特性を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
当センター選抜系統「秀芳の力NO.6」を対照とし、切り花長や調製重などの切り花品質について評価して、有望またはやや有望と考えられる品種の特性は次のとおりである。 - 「精山の鶴」 10月下旬咲き(開花期は8分咲き、以下同じ)で、切り花長は同等で調製重はやや重くボリュームがでやすいが、花径はやや小さい。
- 「精興の望」 10月下旬咲きで、切り花長は同等で、調製重は劣り、花径もやや小さいが花形は良好である。葉に黄斑の発生がみられる。無摘心栽培が望ましい。
- 「精興天使」 10月下旬咲きで、切り花長は長く、調製重は同等だが、節間が開き過ぎる傾向があり花径はやや小さく満開時やや露心する。側枝の発生が少ない。
- 「精興の誠」 11月上旬咲きで、切り花長は同等で、調製重はやや軽く、花径はやや小さいが花形は良好である。葉に黄斑の発生がみられる。無摘心栽培が望ましい。
- 「精興の港」 10月下旬から11月上旬咲きで、切り花長、調製重ともほぼ同等で、葉数が多く草姿がよい。花径は小さく抱え咲きがやや強過ぎる傾向がある。また、側枝の発生は少ない。
- 「精興の城」 11月上旬咲きで、切り花長は非常に長く、調製重も重くボリュームがあるが、節間が開きすぎる傾向があり花径はやや小さい。
- 「神馬」 10月下旬咲きで、切り花長は非常に長く、調製重は同等で、花色は純白だが、花径はやや小さく満開時やや露心する。強い側枝が多く発生する。
表1.採花期及び切り花品質(摘心栽培) 表2.採花期及び切り花品質(無摘心栽培)
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| 成果の活用面・留意点 |
- 市場性、花持ちについては検討していないので、品種特性や市場動向をよく把握し経営形態に適した品種を使用する。
- 「精山の鶴」、「神馬」以外はパテント品種である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
馬
経営管理
品種
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