タイトル | 飼料イネ栽培における未熟な家畜ふん堆肥の多投は環境への負荷を増加させる |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2006~2006 |
研究担当者 |
関矢博幸 加藤直人 西田瑞彦 金田吉弘 服部浩之(秋田県立大学) |
発行年度 | 2006 |
要約 | 未熟な家畜ふん堆肥を多投(36t ha-1)した飼料イネ栽培では、完熟堆肥施用に比べて窒素吸収量が増加するが、窒素、リン流出量は完熟堆肥施用に比較してそれぞれ32%、18%、メタン発生量は2.3倍に増加し、環境への負荷量を増加させる。 |
キーワード | 飼料イネ、家畜ふん堆肥、未熟堆肥、窒素、メタン、リン |
背景・ねらい | 稲発酵粗飼料(WCS)の生産では、耕畜間での資源循環を促進し、家畜ふん堆肥を有効利用した飼料イネ栽培技術の確立が望まれる。しかし、腐熟度の低い堆肥が圃場に還元される場合には、飼料イネの生育や環境負荷に影響を及ぼす可能性がある。 そこで本研究では、腐熟度の異なる家畜ふん堆肥の多量施用がWCS用イネ「べこあおば」の生育と水田からの窒素・リンの流出やメタン発生に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 栽培技術 水田 肥培管理 |