| タイトル |
福島県で発生したキュウリ急性萎ちょう症の発生原因 |
| 担当機関 |
福島県農業試験場 |
| 研究期間 |
1988~1991 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1991 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 福島県内で1985年頃から顕在化し大きな被害をもたらしているキュウリ急性萎
ちょう症の発生原因を調べた。
- 罹病キュウリからは電子顕微鏡観察で球状ウイルス粒子とひも状ウイルス粒子
が検出された(表1)。
- 萎ちょう症キュウリからはELISAでcucumber mosaic virus(CMV)とzucchini
yellow mosaic virus(ZYMV)およびwatermelon mosaic virus2(WMV2)のいずれかが 2種ないし3種混合で検出された。検出の組み合わせはCMVとZYMVおよびCMVとWMV2 の2種混合がほぼ同率で多く、ついで3種混合であったが、希にZYMVとWMV2の2種 混合が見られた(表1、 表2)。
- 組み合わせのうちCMVとZYMVの混合接種により高率に原症状を再現した(tnaes91048-3.gif">表3、表4)。
- 以上の結果から、福島県内で発生しているキュウリ急性萎ちょう症の発生原因
の1つがウイルスの混合感染によることが明らかとなった。
- 技術・情報の適用効果
福島県内で1985年頃から顕在化し大きな被害をもたらしているキュウリ急性萎 ちょう症の発生原因が明らかになったので防除対策が講じられる。 3種ウイルスともワタアブラムシ等のアブラムシ類によって媒介されるので基本的 な対策はアブラムシ類防除である。
- 適用の範囲
福島県内のキュウリ栽培地帯
- 普及指導上の留意点
アブラムシ類防除は育苗から定植時および定植後の生育期にかけて体系的に行う。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
きゅうり
栽培技術
防除
わた
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