| タイトル |
ブドウ「キャンベルアーリー」のウイルスフリー樹の特性 |
| 担当機関 |
岩手県園芸試験場大迫試験地 |
| 研究期間 |
1988~1991 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1991 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
日本果樹種苗協会より入手した自根のウイルスフリーキャンベルアーリー(以下「VF樹」 と略記)の生育収量性・果実品質特性について、非ウイルスフリーキャンベルアーリー(以下 「普通樹」と略記)との相違点を明らかにした。
- 発芽および開花普通樹と同等ないしやや早い傾向である。
- 生育は普通樹に比較して旺盛で、樹冠の拡大が早いことから、初期収量も高い。
ただし初結実から1~2年は花振るいがやや強く現れることがある。
- 新梢の登熟は普通樹よりも早い時期から始まり、登熟状態も良好である。
- 果実の着色は普通樹とほぼ同時期に始まるが、房内の着色むらが少なく斉一で進行
も早い。また、糖度の上昇、酸の低下も普通樹より早いため収穫期が早まる。
- 若木時代の特性と思われるが、果粒重が普通樹よりもやや小さい傾向を示す。
表1.大迫試験地における生態 表2.大迫試験地における収量および果実品種 表3.現地における果実品種 - 技術・情報の適用効果
- VFキャンベルアーリーを導入することにより、高品質化(高糖度・低酸)と初期収量の
向上が図られる。
- 熟期が早まる分、秋雨による裂果や病気(晩腐病、灰色かび病)等の被害に遭遇
する危険が少なくなる。
- 適用の範囲
岩手県内
- 普及指導上の留意点
- 若木時代は果粒が普通樹よりやや小さい傾向があり、また花振るいも強く現れること
があるので、開花前の摘心(短梢せん定の場合)、花穂の整形、摘粒等を吟味すると ともに、多肥(窒素)をつつしむ。
- その他栽培管理は普通樹に準ずるが、結実初期に結果過多としやすいので、
着果基準を厳守する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
栽培技術
品種
ぶどう
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