ダイコンの生態系活用技術体系と経済性評価

タイトル ダイコンの生態系活用技術体系と経済性評価
担当機関 山形県立園芸試験場
研究期間 1989~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    1. 生態系活用技術体系
      1. 適応品種
        秋の宮
      2. 雑草防除
        シルバーポリ(トウカン防虫シルバー)のマルチ
      3. 病害虫防除
        農薬散布:は種時1回 オンコル粒剤5 6kg/10a
        被覆資材:寒冷しゃ(白200#) ベタがけ被覆(は種時から収穫まで)
      4. 施肥方法
        全量基肥 化学肥料+牛糞堆肥 (窒素成分1:1)
        施肥量 (kg/10a)N:15 P2O5:23 K2O:17
    2. 経済性評価(10a当たり、は種7月9日)
      1. 収穫 4,298kg (A品 3,714kg)
      2. 粗収入 434,098円
      3. 所得 177,750円
      4. 労働時間 148.9時間
      表1 収量、品質
      表2 収益性
  2. 技術・情報の適用効果
    1. 萎黄病発生ほ場において、抵抗性品種を用いることで、土壌消毒を行わないで栽培が
      可能である。
    2. 牛ふん堆肥で化学肥料の50%代替が可能である。
    3. 物理的方法による雑草、病害虫防除技術により、は種時1回の農薬散布で栽培が
      可能である。
  3. 適用の範囲
    県内一円
  4. 普及指導上の留意点
    1. 本体系は生産費が慣行の174%、労働時間が115%かかることから、生産物の販売に
      当たっては差別化商品としての対応が必要である。
    2. 有機物の施用及び抵抗性品種の利用は3ヶ年間の実績であり、連用した場合の
      効果については不明である。

図表1 233666-1.gif
図表2 233666-2.gif
カテゴリ 肥料 病害虫 萎黄病 雑草 施肥 だいこん 抵抗性品種 土壌消毒 農薬 病害虫防除 品種

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