タイトル | モモ果実でのアスコルビン酸含量変化と合成酵素遺伝子の発現 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
今井 剛 伴 雄介 寺上伸吾 山本俊哉 森口卓哉 |
発行年度 | 2009 |
要約 | モモ果実中でのアスコルビン酸含量は、満開後20日程度は約2マイクロモル/グラムだが、成熟果実ではおよそ1/15になる。合成反応に関わる最終6ステップの酵素遺伝子の発現は、初期を除き、果実生育の期間を通じてアスコルビン酸含量とは対応がみられない。 |
キーワード | モモ、アスコルビン酸量、遺伝子発現 |
背景・ねらい | アスコルビン酸は、ビタミンCとしてヒトの栄養素となるだけでなく、その抗酸化能により、活性酸素の消去や鉄イオン酵素の活性発現、病原微生物の感染防御やホルモンシグナル伝達系への関与など、植物細胞内で多面的な機能を発揮している。ヒトにとって、果実はアスコルビン酸の重要な摂取源であるが、果実における合成については十分解明されていない。栄養価の改善や、植物のストレス耐性の向上にむけた基礎的な知見を得るため、これまで遺伝子解析を行ってきたモモ品種「あかつき」の果実を用いて、アスコルビン酸含量と合成経路最終6ステップの合成酵素遺伝子(GDP-マンノースピロホスホリラーゼ[GMPH]、GDP-マンノースエピメラーゼ[GME]、GDP-L-ガラクトースホスホリラーゼ[GGP]、L-ガラクトース-1リン酸ホスファターゼ[GPP]、L-ガラクトースデヒドロゲナーゼ[GDH]、L-ガラクトノラクトンデヒドロゲナーゼ[GLDH])の発現の関連を調べる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | くり データベース 品種 もも りんご |