タイトル | 製粉によって小麦粉とふすまに配分されるデオキシニバレノールの濃度 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2004~2009 |
研究担当者 |
西尾善太 高田兼則 谷尾昌彦 伊藤美環子 田引 正 山内宏昭 坂 智広 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 赤かび病発生圃場産の小麦は、ブラベンダーテストミル製粉によって、小麦粉では原料小麦の約半分、ふすまでは約2倍のデオキシニバレノール濃度を示す。 |
キーワード | 小麦、赤かび病、デオキシニバレノール、製粉、ブラベンダーテストミル |
背景・ねらい | 小麦赤かび病は開花期以降の穂に感染して「かび毒」を産出するため、国産小麦の安全性を脅かす重大な脅威となっている。このため、小麦赤かび病の代表的な「かび毒」であるデオキシニバレノールの暫定基準値として1,100ppbが設定されている。しかし、製粉によって小麦粉とふすま(種皮)に移行する「かび毒」の濃度に関する報告は、これまで少数の小麦品種あるいは既にブレンドされた銘柄小麦に限られている。本研究は、食品安全上重要なデータとなると考えられる小麦粉とふすまへの「かび毒」の分配率を明らかにすることを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 小麦 抵抗性 農薬 品種 ラベンダー |