タイトル | 野菜可食部カドミウム濃度低減化におけるうね内部分施用による苦土石灰量削減 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
三浦憲蔵 戸上和樹 吉住佳与 工藤一晃 青木和彦 屋代幹雄 松尾健太郎 島 秀之 小野寺和英 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 苦土石灰と化成肥料を同時に、うね内に部分施用(幅20cm・深さ20cm)すると、エダマメ、ハクサイ、キャベツの可食部カドミウム濃度を従来の全面施用と同等程度に低減可能であり、全面施用と比べて資材施用量を4~6割削減できる。 |
キーワード | うね内部分施用、カドミウム、エダマメ、ハクサイ、キャベツ |
背景・ねらい | 野菜等のカドミウム(Cd)濃度の国際基準値が定められ、今後想定される国内基準値の設定に向け、可食部Cd濃度低減のための対策技術を早急に確立することが強く求められている。アルカリ資材を施用して土壌pHを上げれば、野菜のCd吸収を抑制できる可能性があるが、低pH圃場では、施用量が多くなり、コストが問題となる。一方、うね内部分施用法(部分施用)はキャベツ、ハクサイ作等における単位面積当たり施肥量を削減できる。そこで、この施用法を利用し、苦土石灰と化成肥料を同時に、うね内に部分施用して可食部Cd濃度の低減効果を明らかにし、施用量を削減できる新たな技術の開発を図る。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 えだまめ キャベツ コスト 栽培技術 水田 施肥 はくさい 播種 |