タイトル | 夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
中野善公 前田茂一 後藤丹十郎 東出忠桐 木下貴文 吉川弘恭 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンでは夏季の生育不良が改善される。 |
キーワード | パンジー、ミニシクラメン、高温対策、送風、培地冷却 |
背景・ねらい | 秋冬観賞用の花壇苗(パンジー、ミニシクラメンなど)には低温に強く、高温に弱い性質をもつ品目が多いが、栽培施設の気温が40℃近くにもなることがある夏季に育苗しなくてはならない。施設内の高温化を抑制する方法は数多くあるが、なかでも水の蒸発潜熱による気化冷却を活用する方法は低コストかつ省エネルギーである。また、施設全体の気温低下を目的とする従来の気化冷却技術と比較して、植物に近い培地の温度のみを低下させることが生育不良の改善に有効であれば、設備の規模を縮小でき効率的であると考えられる。そこで、培地の水分気化を促進して培地温度の低下を図る方法が花壇苗の生育に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 育苗 高温対策 栽培技術 シクラメン 出荷調整 省エネ・低コスト化 低コスト パンジー |