タイトル | 客土圃場を想定した移植栽培によるホウレンソウ可食部のカドミウム濃度抑制 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
菊地 直 加藤直人 伊藤純雄 |
発行年度 | 2010 |
要約 | ホウレンソウをセル成型苗を用いて移植栽培すると、土壌深層における根系発達が抑制される。カドミウム(Cd)汚染土壌に20~40cmの客土をした木製枠における栽培では、移植栽培によりホウレンソウ可食部のCd濃度を5~8割程度低減できる。 |
キーワード | ホウレンソウ、カドミウム、客土、セル成型苗、移植栽培、根域制御 |
背景・ねらい | 野菜のカドミウム(Cd)濃度の国際基準値が定められ、日本においても対応を迫られる可能性があるため、野菜のCd濃度抑制対策技術が求められている。客土や天地返しは、Cd汚染圃場における水稲のCd吸収抑制対策として広く普及しているが、ホウレンソウの場合、水稲と比べてより多くの客土厚が必要であり、客土厚が十分に確保できない場合、透水遮根シートで根域を制限する必要があった。そこで、高コストである透水遮根シートの敷設に替わる簡易なCd抑制技術として、セル成型苗を用いた移植栽培の効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 育苗 コスト 栽培技術 直播栽培 水田 水稲 品種 ほうれんそう |