漁船の船体リニューアルによる省エネ技術の開発

タイトル 漁船の船体リニューアルによる省エネ技術の開発
担当機関 (独)水産総合研究センター 水産工学研究所
研究期間 2009~2011
研究担当者 川島敏彦
三好 潤
土井康明
陸田秀実
西本 仁
発行年度 2011
要約 漁船の省エネ推進を図るため、船体性能向上技術(船体リニューアルによる省エネ技術)を開発した。代表的な漁船に対し、船体リニューアルのあり方を精査し、実船改造を試み省エネ効果を検証した。この結果、改良対象の条件により変わるが、5~10%の主機馬力削減が可能なことを見いだし、有効な省エネ技術として実用化した。
背景・ねらい 漁船は燃料消費が多く、高採算性への再生が求められている。このため安いコストで、確実に省エネができる技術開発が要求されている。船体には各種の船体付加物(魚群探知機のカバー、ビルジキールなど)が艤装されているが、省エネの観点から設計がされないままであった。また船首バルブの最適化が行われない事例も多くあった。そこで漁船の省エネ推進を図るため、船体リニューアル(船首バルブの改造、船体付加物の改造)による省エネ技術を開発することとし、船舶流体力学手法を用い、どのような改良をすればいいのか、どの程度の効果が得られるのかを明らかにするための実用化研究を行った。
成果の内容・特徴 底曳網漁船(130トン)、サンマ棒受網漁船(180トン)、小型サンマ棒受網漁船(19トン)に対し、船体調査、シミュレーション計算、模型試験により船体リニューアルのあり方を精査し、改造案を提案した。実際に実船改造を試み省エネ効果を検証した。この結果、漁船種、漁船規模、設計レベルにより効果量は一律でなく、改良対象の条件により変わるが、概5~10%の主機馬力削減が可能なことを見いだした。新造船のみならず就業漁船にも適用できる有効な省エネ技術として実用化した。
成果の活用面・留意点 船体リニューアルのあり方、問題の所在は、漁船により変わり、省エネの効果量も一律でない。本技術の効果を最大にするには最適化が必要で、適用毎に最適解を求めなければならない。以上を留意する必要があるが、安価で確実な省エネ技術であり多くの漁船への適用が望ましい。
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研究内容 http://fra-seika.fra.affrc.go.jp/~dbmngr/cgi-bin/search/search_detail.cgi?RESULT_ID=3389&YEAR=2011
カテゴリ コスト 省エネ・低コスト化

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