タイトル | 小型トラクタにより中耕管理が可能なパリセードグラスの広条播種栽培 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2008~2011 |
研究担当者 |
安達克樹 立石 靖 鈴木崇之 岩堀英晶 上杉謙太 山田明央 金子 真 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 線虫抑制性飼料作物パリセードグラスは初期生育が緩慢のため、中耕管理により雑草抑制する条播栽培が有効である。条間120cmで播種すると13PS程度の小型トラクタにより中耕管理できる。このときの収量は栽培期間を延ばすことで条間80cmとほぼ同等となる。 |
キーワード | 線虫抑制性飼料作物、パリセードグラス、広条播種、中耕管理、乾物収量 |
背景・ねらい | 飼料作物パリセードグラス(別名ブリザンタ)Brachiaria brizantha品種「MG5」は、南九州地域の基幹作物であるサツマイモやサトイモの生産阻害要因となる有害線虫サツマイモネコブセンチュウ及びミナミネグサレセンチュウの両方の増殖を抑制することが明らかになっている。耕畜連携の観点から、南九州地域の耕種農家の畑輪作体系へのパリセードグラス導入を検討している。カンショと露地野菜を生産する耕種農家(生産法人)が、所有する作業機械を利用しながら、畑輪作体系の中で飼料作物を線虫抑制作物として栽培し、畜産農家へ飼料生産物を供給する形を想定している。 本研究では、パリセードグラスの生育特性に適合する栽培法を明らかにするため、散播栽培と条播栽培を比較する。次に、条播栽培においては小型トラクタによる中耕を可能にするため、条間を120cmまで広げる広条播種による栽培管理を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2011/113a2_10_03.html |
カテゴリ | 病害虫 かんしょ 栽培技術 栽培条件 雑草 さといも 飼料作物 ソルガム 播種 品種 輪作体系 |