タイトル | ナデシコ属野生種の芳香性カーネーション育種素材としての評価 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
岸本久太郎 八木雅史 小野崎隆 山口博康 中山真義 大久保直美 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 芳香性ナデシコ属野生種との種間交雑によって、親品種のカーネーションより香気成分の種類と発散量が多い後代が得られる。これらの野生種は、カーネーションの芳香性を改良するための育種素材となり得る。 |
キーワード | カーネーション、香り、種間雑種、芳香族化合物、テルペノイド |
背景・ねらい | 切り花用カーネーション品種は微香性であり、主要香気成分は安息香酸メチルである。“香り”は、消費者が切り花を購入する際に重視する品質の一つであり、香気成分の質的・量的な改良により切り花カーネーションの付加価値は向上すると考えられる。ナデシコ属野生種は、安息香酸メチルだけでなく多様な香気成分を有し、カーネーションに比較して芳香性の強い系統が多い。そこで、複数の芳香性ナデシコ属野生種とそれらのカーネーション交雑種の香気成分を解析し、野生種の芳香性カーネーション育種素材としての評価を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2012/141h0_08_20.html |
カテゴリ | 育種 カーネーション なでしこ 品種 |