タイトル | 統合利水運用による渇水リスク低減効果の評価指標 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
堀川直紀 増本隆夫 吉田武郎 皆川裕樹 工藤亮治 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 流域にダムや頭首工等の複数の農業水利施設が存在しているとき、これらを統合的に運用して低減できる渇水リスクを推定する指標である。これを用いて灌漑地区の再編整備において、水資源の有効利用の観点からその組み合わせを評価することができる。 |
キーワード | 水資源管理、渇水、水田灌漑、分布関数、再編整備 |
背景・ねらい | これまで、わが国では多くの農業水利施設が整備されてきた。それらの整備においては個々の灌漑地区で渇水が生じるリターンピリオドが10年に相当する年を計画基準年とし、その水需要を満たすように用水計画が策定されている。しかし、農地面積の減少等や気候変動による河川流量の変化等が生じるときには、灌漑地区における渇水リスクは当初計画と異なってくる。新規の水資源開発が困難である状況下において、渇水リスクが上昇する場合に既存の農業水利施設を有効に利用して安定的に農業用水を供給する必要性は高まっている。 相互に水融通が可能な複数の農業水利施設またはこれを含む灌漑地区の再編整備の構想段階において、一般的に入手可能な情報から統合利水運用による渇水リスクの低減効果を示す評価指標を提案する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/210e0_01_15.html |
カテゴリ | 水田 水管理 |