タイトル | 流域水循環モデルにおける低平水田域の氾濫過程の導入方法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
吉田武郎 増本隆夫 堀川直紀 皆川裕樹 工藤亮治 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 河川の溢水・氾濫を表現する氾濫モデルと、それを導入した流域水循環モデルの構築手法である。氾濫過程を導入した流域水循環モデルにより、大規模で長期間におよぶ氾濫の全体像が把握でき、出水のピーク流量および発生時期の再現性が向上する。 |
キーワード | 低平地水田、氾濫、流域水循環モデル、リモートセンシング、数値標高データ |
背景・ねらい | 低平水田地帯では、河川からの溢水により大規模で長期間におよぶ氾濫が頻発する危険性がある。これまで提案してきた流域水循環モデル(1~10kmのメッシュごとに流出、水田作付・用水配分等を表現するモデル)では河道からの氾濫を表現できず、湛水による農地被害や排水リスクの評価は残された課題となっている。そこで、氾濫域を一つの遊水池として扱う氾濫モデルを構築するとともに、それを導入した流域水循環モデルを提案する。さらに、氾濫解析を行うために必要な数値標高データ(DEM)が量・質ともに限られる地域に提案したモデルを適用するために、リモートセンシングを応用したDEMの有効性も検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 提案するモデルは氾濫リスクが高い日本の低平河川流域に適用できる。さらに、全球で入手可能なDEMを利用することにより、数値標高データの精度が不十分なモンスーンアジア地帯の流域にも広く展開できる。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/420a0_01_01.html |
カテゴリ | 水田 リモートセンシング |