タイトル | ガンマ線照射花粉の交配により獲得したニホンナシ花粉側自家和合性突然変異体 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 1993~2013 |
研究担当者 |
澤村豊 間瀬誠子 髙田教臣 佐藤明彦 西谷千佳子 阿部和幸 増田哲男 山本俊哉 齋藤寿広 壽和夫 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 自家不和合性品種である「幸水」のガンマ線照射個体より採取された花粉を、無照射の「幸水」に受粉し、交雑実生415−1を獲得した。S 遺伝子型の解析及び交配試験の結果より、415-1はニホンナシでは報告のない花粉側の自家和合性変異体である。 |
キーワード | ニホンナシ、花粉側突然変異、放射線、受粉、S 遺伝子型 |
背景・ねらい | ニホンナシは自家不和合性で、同一品種及び同一の自家不和合性遺伝子(S 遺伝子)型品種間での受粉では結実しない。安定生産には短期間での人工受粉作業が必要であり、栽培管理における労力及び経費が増大する一因となっている。現在ニホンナシにおける自家和合性品種は、花柱側の自然突然変異体の「おさ二十世紀」を利用して育成されたもののみである。ニホンナシにおける新たな自家和合性変異体の獲得は、特定の育種母本を多用することで発生する近交弱勢の弊害が回避できるなど、効率的に品種育成を行っていく上で重要である。このため、受粉作業をせずとも結実安定性を示す新たなニホンナシ育種素材を獲得するため、主要品種である「幸水」の花粉にガンマ線照射を行い、花粉側の自家和合性変異体を獲得する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2013/fruit13_s01.html |
カテゴリ | 育種 おうとう 栽培技術 自家和合性品種 受粉 ばら 品種 りんご |