タイトル | 欧州ブドウから見出されたブドウ黒とう病の量的抵抗性 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2009~2014 |
研究担当者 |
河野淳 佐藤明彦 伴雄介 三谷宣仁 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 国内の主要な品種・系統には病斑がまったく生じない完全な抵抗性を示す遺伝資源は見いだされないが、量的抵抗性を示す品種は、欧米雑種だけでなく欧州ブドウ品種にも存在する。 |
キーワード | ブドウ黒とう病、欧州ブドウ、病斑径、病斑数、接種試験 |
背景・ねらい | ブドウ黒とう病は、雨量の多い日本の露地栽培で問題となる重要病害の一つである。本病の抵抗性品種を育成するためには、果実品質の高い欧州ブドウあるいは育成品種・系統を幅広く調査し、有望な母本を見出す必要がある。そこで、果樹研究所ブドウ・カキ研究拠点に保存されているブドウ遺伝資源(133品種・系統)について、切葉へ黒とう病菌を接種した後に病斑数と病斑径を調査することにより、黒とう病抵抗性を定量的に評価する。一般に罹病性とされる欧州ブドウを醸造用とそれ以外(主に生食用ブドウ)の2グループに分別し、加えて米国育成欧米雑種、日本育成欧米雑種、四倍体欧米雑種にグループ分けし黒とう病抵抗性の差異を定量的に明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2014/fruit14_s07.html |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 抵抗性 抵抗性品種 品種 ぶどう |