タイトル | 土壌還元消毒時の大気中への一酸化二窒素放出はごく僅かである |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2013~2014 |
研究担当者 |
石岡厳 竹原利明 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 緑肥作物を用いた土壌還元消毒は温室効果ガスの一酸化二窒素の発生条件と類似した処理だが、一酸化二窒素は処理直後のごく短期間しか被覆内部に存在せず、大気への放出量はごく僅かである。また、ガス難透過性フィルムを用いれば放出量を更に低減できる。 |
キーワード | 土壌還元消毒、温室効果ガス、一酸化二窒素、ガス難透過性フィルム、緑肥 |
背景・ねらい | オゾン層破壊物質である臭化メチルの使用禁止と環境保全的な取り組みの浸透を背景として、薬剤を用いない土壌病害虫防除法の開発が進められており、そのような手法の一つとして土壌還元消毒があげられる。しかし、温室効果ガスであり、かつオゾン層破壊物質でもある一酸化二窒素(N2O)は、畑地において化学肥料や有機物の多施用、土壌水分過多により放出量が増加することが知られており、土壌還元消毒で鋤込み資材として緑肥作物を用いた場合、植物体の鋤込み後に灌水するため、多量のN2Oが放出される恐れがある。そこで、土壌還元消毒時のN2O発生状況を確認するとともに、その放出量の低減方法を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2014/warc14_s13.html |
カテゴリ | 肥料 病害虫 ひまわり 病害虫防除 薬剤 |