タイトル | リンゴプロシアニジンは解糖系の阻害により T細胞の機能を抑制する |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2012~2015 |
研究担当者 |
後藤真生 若木学 庄司俊彦 石川祐子 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 多くの免疫抑制剤の作用機序と異なり、リンゴプロシアニジンオリゴマーは解糖系の働きを阻害することによりT細胞の機能を抑制する。よって、食品の免疫調節機能の検索に、T細胞の解糖系の働きを指標として用いることが可能である。 |
キーワード | リンゴ、プロシアニジン、免疫抑制、解糖系 |
背景・ねらい | カテキン・エピカテキンの重合体の混合物であるプロシアニジンは、心血管疾患、癌、アレルギー、自己免疫疾患、細菌感染などへの有効性が報告されている。プロシアニジンは様々な農作物に含まれているが、リンゴはヒトのプロシアニジンの主な摂取源の一つである。そこで、健康の維持増進に役立つプロシアニジンの適切な活用、およびプロシアニジンの健康機能性による様々な農作物の付加価値向上に資する情報を得ることを目指し、リンゴプロシアニジンの免疫機能に及ぼす影響とその作用機序について検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2015/nfri15_s09.html |
カテゴリ | 機能性 ごま 良食味 りんご |