タイトル | モモ主要品種と新品種候補の低温要求量、高温要求量と開花予測 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2012~2016 |
研究担当者 |
澤村豊 八重垣英明 末貞佑子 杉浦俊彦 |
発行年度 | 2016 |
要約 | わが国の主要品種の低温要求量は約1,100チルユニット(CU)であるが「モモ筑波 127号」は約650CUと少ない。休眠覚醒日から満開日までの高温要求量(GDH) は主要品種と「モモ筑波127号」で差がない。CU及びGDHと気温から満開日を高精度で推定できる。 |
キーワード | 開花予測、高温要求量、チルユニット、低温要求量、モモ新品種 |
背景・ねらい | モモの開花には冬の休眠期に一定量の低温にさらされる必要があり、わが国の主要品種における開花に必要な低温は低温要求時間(CH)で1,000~1,200CH程度とされている。より正確な低温要求量の指標としてチルユニット(CU)が知られており、また休眠覚醒から開花までに必要となる温度の指標として高温要求量(GDH)が知られているが、わが国のモモ主要品種におけるCUとGDH、これら値と開花期の関係については明らかにされていない。各品種のCUとGDHはモモの開花における温度反応に対する基礎的なデータであるとともに、各地の気温をもとにした開花期の予測、また施設栽培における開花期の制御に有効である。このため、わが国のモモ主要3品種、低温要求性の少ない新品種候補「モモ筑波127号」のCU、GDHと開花期の関係を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2016/nifts16_s09.html |
カテゴリ | 亜熱帯 施設栽培 新品種 台木 低温要求性 品種 もも |