タイトル | マメ科作物の粒大を倍加できる遺伝子の同定 |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター |
研究期間 | 2011~2016 |
研究担当者 |
内藤健 高橋有 平野久美 Bubpa Chaitieng 高木恭子 加賀秋人 友岡憲彦 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 植物体および種子が約2倍に巨大化したケツルアズキ突然変異体から同定した原因遺伝子PPDはダイズの大粒化にも応用できる。 |
キーワード | マメ科作物、ダイズ、ケツルアズキ、大型化、大粒化 |
背景・ねらい | ダイズやアズキは大粒種が高級品種として高値で取引されるため、大粒化は重要な育種目標である。しかし、一般に粒大は多数の遺伝子の集積効果によって決まるため、それを劇的に変化させる遺伝子はこれまで見つかっていない。粒大が約2倍異なる普通アズキと大納言アズキの間でも原因遺伝子座は多数あり、最も効果が強い遺伝子座でさえ粒大を約20%増加させる程度の効果しかもたない。 しかし、ガンマ線を照射したケツルアズキから得られた巨大化突然変異体は、種子や植物体が約2倍に巨大化する。この巨大化突然変異体の原因遺伝子を特定し、さらにこの遺伝子がダイズ等他のマメ科作物にも応用可能であることを明らかにすることが本研究の目的である。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/ngrc/2016/ngrc16_s01.html |
カテゴリ | あずき 育種 大豆 品種 |