タイトル | キチンにより誘導されるイネの防御シグナルはBSR1を介して伝達される |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2016~2017 |
研究担当者 |
森昌樹 神田恭和 横谷尚起 前田哲 西澤洋子 鎌倉高志 |
発行年度 | 2017 |
要約 | イネの複合病害抵抗性遺伝子BSR1は、糸状菌由来成分であるキチンにより誘導されるイネの防御シグナル伝達に関与している。本研究成果は複合病害抵抗性イネを開発するための重要な知見となる。 |
キーワード | イネ、病害抵抗性、キチン、シグナル伝達、ゲノム編集 |
背景・ねらい | 糸状菌によるいもち病、ごま葉枯病、細菌による籾枯細菌病、白葉枯病はイネ(Oryza sativa L.)の重要病害である。我々はこれまでに、イネ由来の病害抵抗性遺伝子BSR1(BROAD-SPECTRUM RESISTANCE 1;受容体様細胞内リン酸化酵素をコード)を高発現するイネは、原品種の「日本晴」に比べ、これら4種の病害に抵抗性になることを報告している(2016年度研究成果情報http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2016/nias16_s09.html)。本研究はその抵抗性機構解明を目指したものである。ゲノム編集法によりBSR1の機能欠損(ノックアウト)イネを作出し、BSR1のイネにおける本来の役割を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2017/nias17_s01.html |
カテゴリ | いもち病 ごま 抵抗性 病害抵抗性 品種 |