タイトル | 次世代シーケンサーによる国内のコムギ育種向けゲノムワイドマーカーセット |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター |
研究期間 | 2013~2017 |
研究担当者 |
石川吾郎 齋藤美香 田中剛 片寄裕一 金森裕之 栗田加奈子 中村俊樹 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 国内のコムギ品種を用いて、濃縮ゲノムDNAの解読により得られた多型情報をもとに開発された国内育種向けのゲノムワイドマーカーセットである。次世代シーケンサーにより、効率的かつ安定的に遺伝子型の判定が行える。 |
キーワード | コムギ、濃縮ゲノム、次世代シーケンサー、ゲノムワイドマーカー |
背景・ねらい | コムギでは、国際コンソーシアムによるゲノム解読、大量の一塩基多型(SNP)を一度に解析できるアレイ基盤の開発など、ゲノム情報を活用した育種に向けた環境が急速に整いつつある。一方で、欧米のグループを中心にして開発されたアレイ基盤を国内の材料に用いた場合、多型頻度が低い、マーカーの分布に偏りがあるといった問題がある。また、多数のサンプルを扱う育種現場ではコストが掛かりすぎる、異質6倍体のために遺伝子型判定が難しいという運用上の障害もある。そこで本研究では、これらの問題を克服するため、国内の品種を用いてゲノム全体からDNA多型情報を取得し、マーカー開発およびゲノムワイド解析に利用可能なマーカーセットの構築を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nics/2017/nics17_s05.html |
カテゴリ | 育種 コスト 品種 |