タイトル | 多収8品種の遺伝的多様性を保有する水稲多系交雑集団(JAM) |
---|---|
担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
小川大輔 山本英司 大谷寿一 菅野徳子 常松浩史 野々上慈徳 矢野昌裕 山本敏央 米丸淳一 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 水稲多系交雑集団(JAM)は、国内でもみ収量やバイオマス収量において多収を示す8品種に由来する。JAMは、単交配集団に比べて表現型の多様性を示し、複対立遺伝子の機能の違いを明らかにできる新たな育種研究素材としての活用が期待できる。 |
キーワード | 水稲、多収、多系交雑集団、単交配集団、遺伝的多様性 |
背景・ねらい | 育種に利用される選抜集団は、遺伝的多様性が大きいことが望まれる。しかし、一般的な選抜集団には両親2品種に由来する単交配集団が用いられるが、こうした集団においては1つの遺伝子座に座乗する対立遺伝子が最大でも2種類しかないことなどから遺伝的多様性が小さく、表現型の多様性が低いことが想定される。本研究では、選抜集団における遺伝的多様性の拡大を目的として、複数品種に由来する多系交雑集団の開発を行う。特に、近年では水稲において生産性に優れた多収品種の育成が注目されていることから、国内でもみ収量やバイオマス収量において多収を示す8品種を交配母本とした多系交雑集団を作出し、単交配集団との比較を行い、その特性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nics/2017/nics17_s04.html |
カテゴリ | 育種 水稲 品種 |