摘要 今年度の研究目的は、1996年9月に富士山南麓で発生した台風17号によるヒノキ林の風倒地域を対象として、ランドサットTMにおけるスペクトル特性を求めるとともに被害地の抽出解析とした。使用したデ...
摘要 パターン展開法は、反射輝度ではなくスペクトル反射パターンに依存するため、S(土壌)、V(植生)、W(水・陰)の3つのパターンに展開した場合、斜面方位の影響を受けることが少なく、山地での解析に適...
摘要 シベリアタイガの森林火災の常襲地、ツラ市周辺のカラマツ林の火災発生状況および回復過程を、連続する2ヶ年のSPOT・HRV画像および火災履歴図を用いて解析した。植生指数は火災直後に最低となり、徐...
山岳地域における衛星デ-タ反射スペクトル特性の把握に関する研究(248)
摘要 本研究においては、地理情報システム(GIS)を用いて、山岳地域におけるスギおよびカラマツ人工林の衛星データ反射スペクトル特性の把握を行い、反射スペクトルに関する物理モデルを開発することを目的と...
摘要 衛星リモートセンシングデータを用いたマングローブ林地帯の教師無し分類による類型化手法の検討を行い、クラスタリング手法としてファジーC平均法が有効であることを明らかにした。またその手法をもとにパ...
摘要 森林斜面の面的な熱循環を求めるため、ヒノキ林分を対象に林内での蒸発散計測と併行して上空から熱映像センサーによる連続計測を行った。本年度の主な改良点は、デジタルビデオを搭載した直接録画、熱映像検...
摘要 グランドトゥルースデータの収集法として、地上調査からデータの加工、リモートセンシングデータとの対照までの一連の手法を、新たな技術を用いて改良・開発した。回転カメラ(360度パノラマカメラ)によ...
摘要 駿河湾における船舶観測から、(亜硝酸+硝酸塩)/ケイ酸塩濃度の濃度比(N/Si比)が0.2以上となる場合には陸域からの栄養塩の供給が高いことが示唆された。さらに、N/Si比が0.2以上となる場...
摘要 船舶観測を8年5、6月に駿河湾でおこなった。高濃度のクロロフィルa(1-6μg/l)が、陸からの栄養塩の影響が強い沿岸水で見られた。亜硝酸+硝酸塩/ケイ酸塩濃度の原子比(N/Si比)は、クロロ...
摘要 台風による風倒害や山火事等の森林災害は毎年のように発生しているが、現在これらの被災地の把握は地上調査及び空中写真により行われており、これらの作業には多くの費用がかかる。高分解能地球観測衛星のデ...
砂漠化に伴う土地荒廃の現況評価手法の開発およびデータベース化
摘要 オーストラリア内陸部の乾燥地域を対象領域とし、リモートセンシングおよび各種地図情報を用いて、砂漠化地域における土地荒廃の現況を定量的に評価するモデルの開発を行う。さらに、得られた成果に基づき、...
摘要 衛星センサによるリモートセンシングは広域性と即時性の点できわめて有効な手段であるが,地表面状態を正確に推定するには厳密なキャリブレーションが必要である。また,実際の応用には良質の画像データを任意...
摘要 琉球列島近海は黒潮の影響を強く受け、渦や反流等独特の海洋構造が形成されている。一般にこれらの海洋構造の形成は中規模であり、数日間程度の短期的な周期で変動するものと考えられ、その短期間内に卵稚子...
摘要 日本の森林生態系保護地域に絞って、研究対象地の設定のための情報を入手した。その情報から、環境傾度分析が十分に可能な環境状態を有する地域を有力な対象候補地とすることとし、頻繁な地上調査が可能な地...
摘要 既存の衛星データと多波長・高地上分解能の航空機データを利用して樹高などの林分パラメータの推定精度(8年度)とその季節変化(9年度)を検証し、経年変化のモニタリングの精度(10年度)について検討...
摘要 "衛星リモートセンシングデータとしては、季節の異なるデータを蓄積し、季節的な変化を植生指数を利用してモニタリングする手法を開発した。植生図など図面データとしてのみ入手可能な情報に関しては、デー...
衛星データと地理情報との複合利用による広域農業環境モニタリング手法の開発
摘要 衛星リモートセンシングは広域にわたる情報を効率的に取得できるため、農業環境モニタリングを行う有効な手法の一つとなっている。近年の研究蓄積により、衛星リモートセンシングにより効率的に供給できる多...
リモートセンシング技術による農業環境把握技術の高度化(159)
摘要 フィリピン機関と共同で、合成開口レーダ(SAR)と光学センサデータを用いて農業環境の把握を試みた。Lバンドを搭載した衛星SARデータでは、森林の幹や枝はマイクロ波を散乱させるため、後方散乱係数...
摘要 リモートセンシングデータの処理手順や固定試験地の設定および周期的な調査法の世界共通的手法を開発するにあたって生じる、理論的な問題検討や技術的な問題点を事例によって明らかにする。これらによって、...
リモートセンシング技術を利用した森林情報のシステム化(211)
摘要 GISを用いて森林情報を管理する場合、適時GISデータの更新を図り、最新の森林情報を保持することが必要であるが、そのためには多大な労力をかけて森林調査を行わなければならない。そこでこの森林調査...