| 課題名 | d.プリオン病の防除技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2009013942 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,プリオン病研究チーム |
| 協力分担関係 |
東北大学 北海道大学 東京医科大学 長崎大学大学院 東北大学大学院 農業生物資源研究所 北海道立畜産試験場 徳島大学 エジンバラ大学 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | 1)超音波処理を繰り返しプリオンたんぱく質を増幅させるPMCA法によるスクレイピー羊及びBSE牛由来の異常プリオンたんぱく質(PrPSc)の効率的増幅法を開発し、特許申請に至った。2)我が国の非定型BSE(BSE/JP24)を牛の脳内に人工接種すると、BSE/JP24は、定型BSEに比べて牛に短い潜伏期で感染し、脳に強い海綿状変性を起こすことを明らかにした。3)末梢組織のリスク評価のために、発症期の実験感染牛の体内のPrPScの分布を明らかにし、危険部位除去の科学的参考を与えた。4)亜臨界水処理により、BSEプリオンが不活化されることを明らかにした。5)我が国で認められた1頭の羊スクレイピーからマウスへの伝達試験で肥満、削痩の相反する病態を示す2種類のプリオンを分離し、スクレイピーには複数のプリオンが混在していることを明らかにした。6)プリオン病の発病機序を明らかにするためには、PrPScへの変換のトリガーとなる領域の同定が必要であり、変換に関わる重要なPrPScのたんぱく質内部の構造安定性を評価する新たな手法の導入が求められていた。そのため、フラグメント分子間軌道法を用いて、プリオンたんぱく質の内部構造の安定性を評価する手法を開発し、内部のフラグメントの反発が自発性プリオン病の引き金となることを示唆した。 |
| カテゴリ | 羊 防除 |