| 課題名 | t.家畜排せつ物の効率的処理・活用のための飼養管理システム及び資源化促進技術の総合的検証と新たな要素技術の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014877 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,資源化システム研究チーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,資源化システム研究北海道サブチーム |
| 協力分担関係 |
富山県農林水産総合技術センター 住友大阪セメント(株) |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 1)資源化に適したふん尿分離技術としてスクリュープレス式の固液分離機により分離した豚ふん尿の脱水ケーキを供し、強制通気を伴う密閉縦型発酵装置で発酵乾燥を図った結果、含水率、発熱量、塩素濃度がそれぞれ27%、18MJ/kg、1,880ppmの燃料向け堆肥を製造することができた。2)資源化適さない酪農雑排水について、表面流式人工湿地では有機物処理後の放流水高度処理において、処理原水量を2倍としても全窒素処理率の低下は10ポイント程度にとどまることを実証した。さらに、伏流式人工湿地では、従来型の多槽連結型と比較して、新型の改良1槽式型でも面積あたりでほぼ同等の浄化能力があることを示した。3)搾乳牛ふん尿堆肥化過程において、硝酸、亜硝酸態窒素を多く含む完熟堆肥の被覆混合により、N2O揮散が顕著に増加することを明らかにした。また、堆肥化過程における亜硝酸還元酵素遺伝子nirKの多様性に大きな変化が認められなかった一方で、N2O還元酵素遺伝子nosZは堆肥化過程で顕著に変化し、完熟堆肥の被覆によって大きく影響を受けることを明らかにした。4)搾乳牛120頭規模(日処理量15t)の酪農家に吸引通気式堆肥化システムを導入した。本システムの施設建設費は64,800千円であり、アンモニア回収コストを含む維持管理費は、1,960円/堆肥原料1t(施設、機械償却費はそれぞれ20年、7年で算出)であった。これは密閉縦型堆肥化装置(3,341円/堆肥原料1t)や開放型攪拌方式の堆肥化施設(3,081円/堆肥原料1t)の処理経費と比較して安価であった。本システムは大型の処理施設にも対応可能である。 |
| カテゴリ | 乾燥 コスト 飼育技術 乳牛 豚 |