木材セルロース由来オリゴ糖による消化管機能の向上を目指す子牛管理技術の開発

課題名 木材セルロース由来オリゴ糖による消化管機能の向上を目指す子牛管理技術の開発
課題番号 2010015512
研究機関名 千葉県
日本製紙ケミカル(株)
石川県(畜産総合センター)
愛知県(農業総合試験場)
神奈川県(畜産技術センター)
茨城県畜産センター
富山県(農林水産総合技術センター)
全国酪農業協同組合連合会
(独)農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
研究期間 2009-2010
年度 2010
摘要 (1)乳用子牛にセロオリゴ糖やラクトフェリンを液状飼料と混合して給与すると、発育が高まり、炎症性ストレスも軽減される。一方、セロオリゴ糖を固形飼料と混合して離乳後の子牛に給与すると第1胃内の微生物に利用される可能性が裏付けられた。子牛の管理面では、離乳後に急激に飼料摂取量が増えるのに伴って、第1胃機能も急速に高まることが示された。また、生後13週齢で第1胃内の微生物叢が確立することが明らかとなった。(2)大規模試験牛について固形飼料に混合するセロオリゴ糖の量を平成21年度試験の倍量の10g/日に増やし、同様な方法でMCP合成量を測定した。しかしながら、追加試験でもセロオリゴ糖の給与によるMCP合成量への影響は確認できなかった。なお、平成21年度試験に比べて平成22年度試験でMCP合成量が低下しているのは、給与する乾草をチモシー乾草からアルファルファ乾草に変えたことが影響したと推察された。(3)従来の知見では、生後13週齢頃の子牛の第1胃にはプロトゾアが定着しているとされていた。しかしながら、平成21年度試験の結果から、現在一般的となっている、分娩直後に親子を直ちに分離して子牛をカーフハッチ等で個別管理する方法では、親牛からの第1胃内微生物の感染の機会が減り、ほとんどの子牛の第1胃内にプロトゾアの存在が確認できないことが明らかとなった。平成22年度試験において哺乳バケツを用いて子牛に第1胃内容液を飲ますことで、多数のプロトゾアが棲息する第1胃を持った子牛の育成が可能であることを明らかにした。(4)平成21、22年度に実施した試験成績および予備試験の成績を基に、セロオリゴ糖とラクトフェリンの給与、第1胃内容液移植及び子牛管理に関して得られた情報について管理指針を作成する予定である。(5)
カテゴリ アルファルファ 管理技術

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