| 課題名 | 乾燥ナマコ輸出のための計画的生産技術の開発 |
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| 課題番号 | 2009014088 |
| 研究機関名 |
(独)水産総合研究センター 北海道(中央水産試験場 網走水産試験場) 青森県(産業技術センター) 山口県(水産研究センター) 佐賀県(玄海水産振興センター) 北海道大学 東北大学 名古屋市立大学 公立はこだて未来大学 東京農業大学 北海道漁業協同組合連合会 川内町漁業協同組合 |
| 研究期間 | 2007-2009 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | (1)乾燥ナマコの新興市場である中国東北部、流通拠点として機能する香港・広州の主要二地域でのナマコ製品の市場性と利用者商品評価、流通行程を明らかにした。乾燥ナマコ利用上の品質基準を数値的に明らかにするとともに、日本ブランドとして市場性を確保・維持することのできる乾燥ナマコ製品の製造基準を明らかにした。(2)通常の桁効率を用いた資源量推定ができない複雑な海底地形を持つ漁場において、最新の画像解析技術によりナマコの漁場分布特性を把握し資源量推定への適応が可能なことを明らかにするとともに、μCUBE(魚探から位置と水深の自動取得装置)とGIS技術により漁場(CPUE)マップの作成が可能となった。また、比較的平坦な地形を持つ漁場において、成長解析およびコンニャクを利用した擬似ナマコを利用した漁獲データによる極めて簡便な資源量推定法の開発し、漁業現場への普及を図った。(3)種苗生産の障害となっていたシオダマリミジンコの問題が技術的に解決可能となり、ナマコの雌雄や成熟度判定を確実かつ迅速に行える手法を開発するなど、種苗生産現場で適用可能な成果が上がった。また、稚ナマコの天然発生漁場や種苗放流適地としての条件や成長と底質環境との関係を明らかにするなど、効果的な資源添加のための漁場管理にむけた成果が得られている。さらに竹林礁などの天然資源添加の効果を実証するとともに、遺伝子解析の結果マナマコの資源管理は色彩型にとらわれることなく、各型を包括した管理の必要性を示した。(4)(1)~(3)の成果を統合し、資源動態推定、資源添加効果推定の成果、および市場ニーズ(逆需要関数とその変動)を受け、不確実性を前提としたうえで利潤を最大化(あるいは経営リスクを最小化)し、さらに資源リスクを許容範囲内に抑えるための統合的モデルを開発し、ナマコ漁業に係る沿岸漁業経営のタイプ別の管理方策を提案した。 |
| カテゴリ | 乾燥 経営管理 こんにゃく 輸出 |