ホエー代用乳を用いた近畿産ブランド和牛のほ乳期発育改善

課題名 ホエー代用乳を用いた近畿産ブランド和牛のほ乳期発育改善
課題番号 2009014106
研究機関名 大阪府
滋賀県(畜産技術振興センター)
京都府(農林水産技術センター畜産センター)
兵庫県(農林水産技術総合センター北部農業技術センター)
奈良県(畜産技術センター)
京都大学
中部飼料(株)
研究期間 2007-2009
年度 2009
摘要 (1)新しいタイプの和牛子牛用代用乳として、チーズの製造副産物であるホエー(アミノ酸組成に優れ、免疫グロブリンを多量含有する)を主たるタンパク質源とした代用乳を開発し、給与試験用に成分の異なる種々の代用乳サンプルを供給した。また、和牛子牛のモデル動物として離乳直後のマウスなどを利用して、ホエー代用乳とβ-カロテンによる腸管免疫賦活機序、ホエー代用乳による窒素利用効率などの基礎的知見を得た。(2)ホエーのみをタンパク質源とする代用乳の子牛への給与試験により、適正なCP水準を明らかにした。また、ホエーやβ-カロテンの給与による腸管免疫向上や発育改善の効果についても検討を加えた。さらに、ホエーに一定濃度の脱脂粉乳を加えた混合型代用乳により、ホエー代用乳給与時に見られる独特の糞便性状を改善できることを示し、新しい代用乳の実用化を前進させた。(3)乳牛への受精卵移植(ET)により生産される黒毛和種子牛の受動免疫獲得向上を目的として、母子免疫型ワクチンを用いて、乳牛初乳中の抗体量と主要な感染性下痢症に対する抗体価を高めた強化初乳を作製した。これを黒毛和種子牛に給与し、抗体の移行、抗体価の上昇を明示し、ET由来の子牛の免疫向上に強化初乳が有効であることを明らかにした。(4)混合型ホエー代用乳や強化初乳による黒毛和種子牛の人工ほ乳技術、免疫向上技術を、実用化に移すステップとして、農家段階での実証試験を実施した。加えて、混合型ホエー代用乳のより効果的な給与法を確立するため、子牛のタイプに応じて代用乳の給与量や給与期間を改変した給与試験を、研究機関内において実施した。
カテゴリ 受精卵移植 乳牛

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