| 課題名 | 遺伝子発現調節による和牛肉の不飽和度向上技術の開発 |
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| 課題番号 | 2009014148 |
| 研究機関名 |
山形県 岩手県(農業研究センター) (国)東北大学(大学院農学研究科) 日本獣医生命科学大学 (独)家畜改良センター (国)北海道大学(大学院農学研究科) 宮城県畜産試験場 秋田県農林水産技術センター |
| 研究期間 | 2008-2012 |
| 年度 | 2009 |
| 摘要 | (1)人工第一胃発酵法により、20年度に開発した膨軟発酵籾米(膨軟米)は既存飼料と比べて消化性及びプロピオン酸産生量が高い特徴があり、分解性蛋白質飼料である大豆粕と併用することによりプロピオン酸産生量が増強することが明らかとなった。膨軟米による肥育試験では、濃厚飼料の5%を膨軟米で代替えした18ヵ月齢時においてVFA産生量が高い傾向であり、不飽和度に関与するSCD遺伝子の発現量と血液中の脂質関連成分との関連性も認められた。現地給与試験により、出荷前3ヵ月間の膨軟米給与では不飽和度向上効果は認められなかったが、膨軟米の新たな課題が明らかとなったことから、膨軟米よりも消化性の高い飼料として、高温蒸気により籾米を糊化後に発酵させる「膨潤米」を開発した。なお、雌の枝肉において、モノ不飽和脂肪酸割合と枝肉単価との間に正の相関が認められたことから、不飽和度向上技術を開発することにより枝肉の評価を高めることが可能であると考えられた。(2)と畜時のSCD、FASN、SREBP-1のmRNA発現量と血液成分との関連性について検討したところ、発現量は血液中の脂肪酸と有意な負の相関が認められ、脂肪酸が発現量調節因子もしくは発現量のバイオマーカーである可能性が示唆された。また、血中脂肪酸は飼料中の粗脂肪とは正の、でんぷん質とは負の有意な相関が認められた。本成果並びに既存成果から、本研究における不飽和度向上メカニズムの仮説に対する信頼性がより高まったものと考えられた。 |
| カテゴリ | 出荷調整 大豆粕 肉牛 |