木材セルロース由来オリゴ糖による消化管機能の向上を目指す子牛管理技術の開発

課題名 木材セルロース由来オリゴ糖による消化管機能の向上を目指す子牛管理技術の開発
課題番号 2009014241
研究機関名 千葉県畜産総合研究センター
愛知県農業総合試験場
石川県畜産総合センター
茨城県畜産センター
神奈川県畜産技術センター
富山県農林水産総合技術センター
(独)農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所
日本製紙ケミカル株式会社
全国酪農業協同組合連合会
研究期間 2009-2011
年度 2009
摘要 (1)セロオリゴ糖の給与が乳用子牛に及ぼす影響を明らかにするするため、各県で生産され、分娩時に初乳を確実に摂取させた乳用子牛(45頭)を供試して、無添加のN区、セロオリゴ糖を生後91日間1日当り5g給与するCE区の2試験区を設定し、生後119日間飼養試験を実施した。この結果、一部供試中ではあるが、119日齢体重は、N区128kg、CE区135kgとなりセロオリゴ糖給与区がやや多かった。また、育成期間を哺乳期(0~45日齢)、離乳期(46~91日齢)、育成初期(92日~119日)に分けて比較すると、CE区では育成初期の飼料効率が高くなる傾向を示し(P<0.09)、また、育成初期の血液中のアルブミン、コレスレロール濃度も高くなる傾向を示した。以上より、セロオリゴ糖の給与により体内代謝を改善する可能性が示された。(2)第1胃内容液を採取して、全RNAを抽出し、10細菌グループの分布を測定した結果、定量の対象とした10細菌グループが第1胃内細菌全体の70%以上を占めた。また、飼養される地域や泌乳能力が異なることによる細菌叢構成の違いはなく、6共同試験参画機関で管理されている泌乳牛の第1胃内の微生物構成はほぼ同一であることが明らかとなった。(3)酪農現場での使用を想定して、セルロースを40%程度含む安価品を試作して、その安定性について確認を行った結果、吸湿性、熱安定性、酸安定性に問題はなく、高湿度下での取り扱いが可能であることを明らかにした。
カテゴリ 管理技術 飼料効率 乳牛

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