課題名 | 沿岸育成場を利用したキジハタ,オニオコゼの資源増殖技術の開発 |
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課題番号 | 2009014250 |
研究機関名 |
(独)水産総合研究センター 大阪府環境農林水産総合研究所水産研究部水産技術センター 岡山県水産試験場 愛媛県農林水産研究所水産研究センター栽培資源研究所 (国)広島大学 (国)愛媛大学南予水産研究センター |
研究期間 | 2009-2013 |
年度 | 2009 |
摘要 | (1)デンプン工場廃液処理と養豚尿液処理施設、および2ヵ年以上の運転実績のある既設の酪農パーラー排水処理施設について水収支・物質収支の長期モニタリングを行い、各施設の汚水投入量と負荷量、除去量を把握した。またこれら施設の面積あたり窒素・リンの平均浄化量を算出した。別海で4年間継続的に運用している施設について、全リンの浄化能力に関する長期的な負荷量と除去量を計算した結果、吸着量は長期的には飽和してくることが示された。(2)アマモ場の効果把握,底質が異なる藻場の効果把握の両課題とも,計画通りの比較放流を行うことができた。藻場マップの作成の課題では,海上から器機を利用した調査により,詳細な藻場マップを作成した。(3)天然海域に近い環境を実験池において定期的にサンプリングを行い,放流海域では調査することが困難な放流後の育成魚礁への依存性を数値的に解析した。(4)計画したとおり両対象種の遺伝的集団構造を明らかにするための遺伝マーカーを開発,選定することができたことから,次年度以降の集団構造の解明のための目処がついた。 |
カテゴリ | 乳牛 豚 モニタリング |