果菜類の高品質化・生産性向上に資する品種・系統の育成

課題名 果菜類の高品質化・生産性向上に資する品種・系統の育成
課題番号 2011017545
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,野菜育種・ゲノム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,畑作園芸
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,水田作・園芸
協力分担関係 埼玉県農林総合研究センター園芸研究所
岐阜県農業技術センター・野菜・果樹部
宮城県農業・園芸総合研究所・園芸栽培部
鹿児島大学・大学院医歯学総合研究科
名城大学薬学部
(株)久留米原種育成会
(株)みかど協和種苗
アヲハタ(株)
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 ナス科野菜の先導的品種・系統の開発に関しては、a)トマトの養液栽培適性系統の選抜試験では、優良系統を選定し、これら系統間で交雑した試交系統の中に収量性及び果実糖度が優れる系統を見出した。b)「ナス安濃交9号」の種子親系統等をCMS(細胞質雄性不稔)化した系統との試交F1系統から、種なしナスの有望系統としてCMS試交09-03及びCMS試交10-03を選抜した。 ウリ科野菜では、タイ原産キュウリ系統27028930が有する黄化えそ病(MYSV-FuCu05P株)抵抗性のQTL解析を行い、27028930及び「ときわ」が有する抵抗性に関与する5つのQTLを検出して、抵抗性は複数の遺伝子により支配される不完全優性であることを明らかにし、黄化えそ病中程度抵抗性F8世代等を選抜した。 イチゴの先導的品種・系統の開発に関しては、a)寒冷地夏秋どり用として、一季成り性品種と四季成り性品種の交雑実生の24時間日長下での個体選抜により四季成り性実生集団を養成した。また、収量性と果実特性に優れた四季成り性系統を選抜した。b)「さがほのか」(一季成)と「サマーベリー」(四季成)のF1実生集団を材料として、季性と遺伝的距離1.1cMで連鎖するSSRマーカーを見出し、その汎用性を検証した。c)四季成り性の強さに関する実生個体選抜法を確立した。d)0.9L程度の少量培地耕適性として冬期間の草勢が重要であることを明らかにし、栽培期間中の草丈、葉面積などの変化量を少量培地耕適性の選抜指標候補として選定した。e)育成系統評価試験により、暖地向き四季成り性系統「イチゴ久留米61号」はうどんこ病・炭疽病・萎黄病複合抵抗性を有し、夏期の連続出蕾性及び収量性の優れると評価された。f)育成系統評価試験により、寒冷地の夏どり向け一季成り性系統「イチゴ盛岡35号」の優秀性を確認し、品種登録出願することとした。 このほか、黄化葉巻病強度抵抗性のトマト野生種を素材として、胚培養により得られた栽培トマトとの種間雑種F1個体について、栽培種への戻し交雑個体(BC1F1)を得た。
カテゴリ 萎黄病 いちご うどんこ病 黄化えそ病 黄化葉巻病 きゅうり 施設園芸 炭疽病 抵抗性 トマト なす 品種 養液栽培

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