健康機能性に関する成分分析法及び評価法の開発と標準化

課題名 健康機能性に関する成分分析法及び評価法の開発と標準化
課題番号 2011017601
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品機能
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,作物開発・利用
協力分担関係 国立健康栄養研究所
大阪大学
北見工業大学
東京大学
広島大学
熊本県立大学
北海道立総合研究機構
宮城県農業園芸総合研究所
ヱスビー食品株式会社
株式会社富士通九州システムズ
研究期間 2011-2015
年度 2011
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、a)果実・野菜中のカロテノイドでは、抽出法と高速液体クロマトグラフィの高速条件を設定し、試験室内での精度と真度が良好なことを確認した。b)タマネギ中のケルセチンでは、標準作業手順書を作成し、試験室内での精度と真度が良好なことを確認した。また、タマネギの標準試料を調製し、内部精度管理を可能とした。c)紫サツマイモ中のアントシアニンでは、凍結乾燥品と一次加工品を用いて抽出条件を設定し、添加回収率を確認後、標準作業手順書のプロトタイプを作成した。 機能性評価法の標準化に関しては、a)農作物と食品中の親油性成分の抗酸化能評価法であるL-ORAC(Liophilic-oxygen radical absorbance capacity)法について、標準試料と農作物抽出液を用いて複数研究機関による室間共同試験を実施し、室間再現性精度を確認した。b)糖尿病血管障害などの発症・亢進に関わる終末期糖化産物(Advanced Glycation End-products;AGE)の受容体を固定化したプレートを用いたマウスの糖尿病腎症に伴うAGE上昇の検出技術を開発し、特許出願した。 機能性成分や機能性評価値のデータベース化に関しては、a)アンケート調査に基づいて基本設計を行い、インターネットで利用できる機能性成分データベースのプロトタイプを開発した。また、紫サツマイモのアントシアニン(5品種40点)、サツマイモ茎葉のカフェ酸誘導体(4品種46点)、茶葉のメチル化カテキン(148点)のデータを本データベースに収載した。b)抗酸化能については、日本食品標準成分表記載の主要100品目を対象に、親水性成分の抗酸化評価法であるH-ORAC(hydrophilic-ORAC)法のデータを収集した。c)カロテノイドについては、オレンジハクサイとは組成が異なるホウレンソウを対象とした測定条件を設定し、部位や1葉毎のデータを収集した。サツマイモ茎葉では、カロテノイドは加熱処理に対して比較的安定であることを明らかにし、葉身(21品種・系統)のルテイン及びβ-カロテン含量のデータを収集した。d)室間共同試験において妥当性が確認された総アントシアニンの分析法を用いて、国内に流通している平成22及び23年度産の黒ダイズ(46点)の測定を行い、データを収集した。e)ラット肝臓へのダイズ添加飼料、マウス脂肪肝炎へのβ-クリプトキサンチン添加飼料の影響について遺伝子発現の網羅的解析を行い、得られた結果をニュートリゲノミクス機能性評価データベースに蓄積した。
カテゴリ 加工 乾燥 機能性 機能性成分 たまねぎ 茶 データベース はくさい 評価法 品種 ほうれんそう

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