耕畜連携による水田の周年飼料生産利用体系の開発

課題名 耕畜連携による水田の周年飼料生産利用体系の開発
課題番号 2014025527
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 澤村篤
協力分担関係 東北大学大学院農学研究科
群馬県畜産試験場
三重農研
富山県農林水産総合技術センター農業研究所
(株)フリーデン
研究期間 2011-2015
年度 2014
摘要 耕畜連携による水田の周年飼料生産利用技術に関しては、
a) 飼料用稲品種「北陸193号」を用いて粗玄米の多収とワラ利用を行う場合、牛ふん堆肥2t/10aに元肥と追肥を合わせて10kg/10a程度の窒素単肥の施用により低投入で持続的な生産が行えることを確認した。
b) 稲麦二毛作作業計画支援モデルについては、北関東地域の気象条件並びに二毛作に適する飼料イネ及び飼料オオムギの品種等を設定することにより、作業競合を回避するための作型を提示した。
c) 飼料用イネ・ムギを牛に給与して実施した消化試験の成績を集約し、適正給与を可能とする栄養価推定法を開発し、「稲発酵粗飼料の生産・給与技術マニュアル」に掲載した。
d) 現行の水田転作助成制度下で主要作物の作付体系と稲麦WCS二毛作の収益性を試算して比較を行い、ムギWCSは食用ムギの収益性を下回るが、WCS二毛作の場合はその差は小さいことを明らかにした。また、先進事例から、ムギWCSに対する畜産側の評価が高く需要があることなどもWCS二毛作の成立要因であることを明らかにした。
カテゴリ 大麦 飼料用作物 水田 二毛作 品種

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