課題名 | 耕畜連携による水田の周年飼料生産利用体系の開発 |
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課題番号 | 2015027787 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
協力分担関係 |
宮城県古川農業試験場 東北大大学院農学研究科 富山県農林水産総合技術センター (株)フリーデン 埼玉県農業技術研究センター (株)日本化薬フードテクノ 宮城県古川農業試験場 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2015 |
摘要 | 耕畜連携による水田の周年飼料生産利用技術に関しては、 a) 飼料用稲や飼料用大麦を牛に給与する場合に、従来より精緻な栄養価推定法を開発し、飼料用稲・ムギの給与に関わる給与量を改 善できる適正給与技術を明らかにした。 b) 飼料用稲麦二毛作体系における新品種の適性を明らかにし、ロールベール運搬装置による作業効率化、最適作付け体系支援モデル の精度向上について確認した。飼料用米多収栽培については多収のための品種特性、持続的栽培のための養分収支について明らかにした。 c) 現行の水田転作助成制度下での主要作物の作付体系と稲麦WCS二毛作の収益性を試算・比較し、麦WCSは原物2t程度以上の収量が安定的に得られれば経済的に成立することを明らかにした。各地の事例調査から、稲麦WCS二毛作は飼料適性、作業分散、生産資源の効 率的有効利用等の点で有効性が確認できた。 |
カテゴリ | 大麦 飼料用米 飼料用作物 新品種 水田 二毛作 品種 |